Gran Premio Michelin®

さて、未だ混沌とする、MOTO GP 2022シリーズ
Marc Marquezは欠場。再三にわたる、crushのため、体もあまりいい状態ではないのでしょう。また、Valentino Rossiの偉大さに気づきはじめている事でしょう。
一瞬の速さではなく継続して自分の高いパフォーマンスを維持し続けることがどれほど大変かが昨今のトップの選手の入れ替わりからよくわかる。
さて、このGran Premio Michelin® de la República Argentina アルゼンチンGPでは、
物流のトラブルにより、日程が大きく崩れる。
当然レーサーたちは、予定通り入ってくるが、肝心のマシンが届かないトラブル。アルゼンチンだからとはいえ、金曜日のFP1、FP2が行えず、土曜日に
FP1、FP2を実施。
そのまま、Q1、Q2という強行軍のスケジュールで、やはり、FP1の間にもレースコンディションを整えなければいけない。

そこで起きた結果が上のresultである。
感じるのは、こういった想定外の事態が起こると、主要のファクトリーチームより、サテライトチームやファクトリーでも、現在パフォーマンス的には劣る、チームの方が強いところが出る。
セッティングを詳細なデータ収集した上で、いいパフォーマンスを出せるワークスチームより、短時間でもオールマーティで、旧式でも知り尽くしたサテライトのマシンの方が、パフォーマンス的に優位に立つ現象が起きる。
ここでの、ワークス勢での優位なところは、いろいろなマシンを乗りこなしてきた、Pol Espargaroの Repsol Honda Team : Hondaである。
サテライトTakaaki Nakagami エンジンはオールマイティーなHONDAが優位に位置してる
そして、2番手グループのAprilia、KTMの2チームも上位TIMEに載せてくる。
とくに、アルゼンチンのコースが合うのだろう。


Q1も同様のPol Espargaroは安定の速さを身につけている。ここまでの、Marc Marquez不在の時のHONDAを支え作り込んだ自分の意見の入ったマシンで予選タイムは素晴らしい。
レースディスタンスになっても、同様に少しずつトップグループで争えるようになり、特筆すべき速さというより積み上げた速さを持ってきている。
Pramac Racing DucatiのJorge Martinが2番タイムを叩き出す。いい滑り出しだ。Johann Zarcoと並びPramac Racing Ducatiは調子はいい。
Luca Mariniはなんと3番手につける。
ロッシのチームのライダーがとうとう、3位にまで上がってこれた。
そして、ピックアップの良さなのか、ApriliaのMaverick Viñalesが5位とセカンドローに上がってくる。ヤマハからの電撃移籍後速さが影を潜めるレースが続いていたが、元々、予選については速さは、もっているらいである。そして、タイヤのグリップ力とマシンの構成に
難しさのあるDucatiのワークスチームは、今回も苦戦し、Jack Millerが、11位という結果。FRANCESCO “peco” BAGNAIAは
再び悩みの中にいる。

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