走り抜けた 女帝 寺山日葵
皆様は、寺山日葵をご存知ですか?
少し賑わっていますもんね。
Kick BoxingのChampionです。
RISEという団体。
なすがわ先生のいるところ。
ご存知の通り彼も、今年6月のBIG MUCH を最後にKick Boxingから引退します。
ボクサーになる。
寺山日葵Championは、プーさんが大好きで、ジャニーズが大好きな21歳の乙女である。
衝撃的な、引退会見でした。
2022年1月3日に、右股関節唇損傷の手術入院した。
こんなにあどけない、少女は持ち前の負けん気と、天性の真面目さで、コツコツと積み上げ身長と同様に伸びていく。群馬県伊勢崎市で生まれてから、アマチュア大会に出場するぐらい成長する。
手足が長く、同世代でも優位に戦えてきた。
2016年プロの試合でデビューする。
彼女がここまで伸びたのは同年代の天才、なすがわ先生がいた。
弟がいた。
TEAM TEPPENは、なすがわ先生と、寺山日葵、白鳥大珠、寺山遼冴によってハイスピードで加速します。
武尊選手が、格闘技を盛り上げたいと言ってから
時は過ぎ、マイクを持つとどの格闘家も自分の闘いでみんなを元気になど、政治家の講演会のような、一般人が耳にすると、何処からこの自信はくるの?と少し引いてしまう、マイクが当たり前になる。
RIZINに、武尊選手が出場し、そのマイクを持った
2015年大晦日
その翌年から、彼女はプロデビューする。
魔裟斗、山本“KID”徳郁が打ち合った2004年から
10年以上の時を経て、また、日本に格闘ブームが来る。
そして、彼女はプロデビューし、強くなり始める。
2015年デビュー当時、女子のKick Boxingの選手は
とても少なく、プロレスのように女子として闘う事を見てもらえるほどの選手はいなかった。
健康ブームにTwitter、Instagram、YouTubeと沢山の配信場所が増え、女性ライダーや、女性格闘家などが増え始める。
いつの時代も、男性•女性の立場争いを続けてきた。
女子格などという造語も出て、よりスピードを上げるタイミングに彼女は実力を発揮する。
これほど、あどけない、細い選手がスピード満点のキックを出す。
女子投げなどと言われる女性がボールを投げると男性のようにならない。そんな女子パンチは全くない。
洗練された技と真面目に無骨に進む寺山日葵選手は、積み上げてきたベテラン選手に挑み、前に進んでいく。
彼女の代名詞に、遠距離砲の高角度前蹴りがある。
手足が長いので止まって打っても、レンジは広い。
しかし、それでは飽き足らず、もうひと伸びする脚は相手の顎まで頭簡単に撃ち抜く。
当然、彼女と同じ階級の選手は彼女より背が低い。
寺山日葵Championが、細いからこそである。
面白いように顎を蹴り上げ前に上に上がり出す。
駆け上る苦しさの中で、頂上に近づくと景色が開けると人は、我に帰る。
楽しくて、できない事を悔しくて駆け上がると、次第に悩みも増える。
寺山日葵Championも気がつくと、敵がいないことに気づく。
努力家がつかんだ技術は、クラスでは飛び抜け、レンジが広いために近づけないライバルたちは、手も出せず、思い通りに闘えない。そのため、寺山日葵Championは、入れない選手を倒すために技に力を込めて長距離レンジに磨きをかける。
そのために、彼女は知らず知らず、股関節に無理をきたす。
配信出来るために、彼女のレンジの試合になる為、判定は増え、倒せない試合がChampionの彼女を苦しめます。セコンドになすがわ先生が入ると、こっころ強い反面過剰にイケイケのボタンを押される。
非常に真面目な彼女は責任を感じてしまう。
倒せない。
寺山日葵Championとなすがわ先生との身体能力の違いを試合中に話され、のびのび戦えない。
結果、倒せず落ち込む。
何度も言いますが、
寺山日葵Championは、普通のまま強くなった努力の人。
Twitter、Instagramで発信し、一つ一つに必ずリプを入れる。全て
几帳面な彼女にとってとても苦しい日々だったと思い、最後は、武尊選手 なすがわ先生 が
やる相手がいない以上に、寺山日葵選手にライバルがいない。
小林愛三選手をかたるのですが、背負ってきたものは大きく違うそんな女帝の寺山日葵について話しました。
Master Kevinでした。
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