Krush.134
主催:Krush実行委員会
大会名:Krush.134
日時:2022年2月20日(土)
開場17:00 開始18:00
会場:東京・後楽園ホール
🥊Preliminary 1st. Krush woman ATOMWEIGHT/ 2min/3R
加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
吉崎生(K-1ジム大宮チームレオン)
私の推し選手ですね。
気が強い選手。
吉崎生選手、デビューとはいえアマチュアでやってきている選手。ローがいいですね.
2Rは吉崎生選手が圧をかけていきます。
加藤りこ選手は距離感が掴めません。
接近戦で吉崎生選手の細かいパンチが上手い選手。
3Rは、左のショートが無いため加藤選手は厳しいですね。
左の打ち終わりがあまりにも無防備なため、吉崎生選手は細かく当て続け判定に持ち込む。
強いのを狙いすぎる。これはやはり、試合感がなくなっていますね。
ミットうちとサンドバッグうちだけでは、動く相手に通じないですね。
残念。
🥊Preliminary 2nd.Krushフェザー級/3分3R
井上咲也(K-1ジム大宮チームレオン)
vs
寺島想(AX GYM)
寺島想選手は、右のミドルが早いです。
序盤少しボディーに入って効いていますね。
井上咲也選手は、手足が長い選手。
スピードが無いために始動が同じだと、寺島想選手のミドルが速い。
やはり、ミドルが効いてきて、右がしっかりと入り、井上咲也選手はダウン。やはり、スピードの違いが大きく出ています。
寺島想選手は、プロ初戦ですが非常にいいファイティングスピリットです。
井上咲也選手は、圧がかかりっぱなしのために有効打が狙えない。寺島想選手のぐちゃぐちゃに責めるところが合いません。
3R目でやはり、長い右に合わせた寺島想選手のKOです。
Preliminary fightの後に、山崎秀晃選手が出てきたのですが、お笑いと一緒に上がる下はいりませんね。Krush.という名前と、Preliminary fightのシリアスな後にあまりいらない間になります。
また、リングの上でやるほどやることでは無いですね。試合予想などは散々煽り等でやっているのであなたの導入は、Preliminary fightの選手には失礼でしたね。
🥊1st. Krush LIGHTWEIGHT/3min/3R・Extension 1R
堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
南雲大輝(八光流柔術総本部)
まぁ、この試合はPreliminary fightの前にやるべきカード。お金にならない試合です。Krush.をエンタメにしてはいけない。
Abemaの中継にお笑いの解説は必要ないですね。
噛み合わないオーソドックスVSサウスポーでの戦い。なかなか有効打が当たりません。変則的な入りなために泥試合になり始めます。堀井翼選手は、汗も多くて、スタミナ切れ始めます。
右眉上あたりをカットし、血が止まらない。
堀井翼選手自体の心拍数も上がっているため、後半厳しくなるカットです。
右フックで堀井翼選手のダウン。
3Rまでもつれ、南雲大輝選手はスピードないので追い討ちが決まらない。ほとんど、お互い当たらない。堀井翼選手の左のリードが当たり前に入らない。泥試合です。
判定で、Extensionに突入、お互いバテバテでもう試合じゃない。
最後に左フックで堀井翼選手がダウン。やはりPreliminary fightの前にやる試合ですね。
🥊 2nd. Krush woman ATOMWEIGHT/3min/3R・Extension1R
谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
vs
紗依茄(月心会チーム侍)
※MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が病気で欠場のため谷田に変更
さぁ、谷田美穂選手の登場です。
身長が無い選手のため大変なのですが気持ち強い選手。
対する紗依茄選手は、高校生の若手。
谷田美穂選手は、MIO選手の代役です。
10秒での紗依茄選手のハイキックでダウンを奪われます。月心会の選手は特徴のある蹴りを持ちます。
蹴りのスピードが素晴らしい選手。谷田美穂選手は必死に食い下がります。
運動能力は、紗依茄選手はダウンを取っても下がらない谷田美穂選手の粘りです。
紗依茄選手は、ステップがいいために、谷田美穂選手は入りきれません。
とにかく、根性の谷田美穂です。
紗依茄選手は圧が捌けないため、後半は出鼻に前蹴りで逃げ込みます。
スピードはあるのですが、強さの無い攻撃なので谷田美穂選手を止められません。これだけの、フィジカル差をダウンにつながらないのはこの後厳しくなる感じです。後手後手のために、厳しいですか、判定まで。
やはり、谷田美穂選手素晴らしい。
紗依茄選手の勝ちでしたが、フルラウンドでは厳しいですね。
🥊3rd. Krush super LIGHTWEIGHT/3min/3R・Extension1R
塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
塚本拓真選手の圧は小林孝彦選手を追い回す。
小林孝彦選手はボクシング上がりの選手。
塚本拓真選手は8戦こなしている割には、スピードが無いため、ボクサー上がりにはなかなか厳しいですね。
逃げ回りながら上手にパンチを入れていく小林孝彦選手。もう少し、塚本拓真選手はリードが伸びないとリズムが作れない。
コーナーに小林孝彦選手が追い込み殴り続けますが、決定的なパンチが決まらない。塚本拓真選手は、カウンターの膝で一気に返す。
スタンディングダウン取られる。
小林孝彦選手は、コーナーに詰めた時のスタミナ切れが響きだします。
3Rでは、ボディーのダメージが抜けない。
2度目のスタンディングダウン。
ボクシングからの転向は甘かったようです。
最後は右ミドルでTKOでした。
この辺でのマイクも不要ですね。
またまたです。
🥊4th. Krush super feather weight/3min/3R・Extension1R
安川侑己(志村道場)
vs
目黒翔大(優弥道場)
目黒翔大選手の空手的な闘い方になります。
圧は安川侑己選手ですが、なかなか有効打が出てきません。細かいパンチが、安川侑己選手に入ります。左右のフックは、安川侑己選手がいいのですがその後が続きません。
少しごちゃごちゃした試合になります。
お互いに振り切れていないため、力が出し切らない。振り切り出せた安川侑己選手の方が少し優位に立つ。目黒翔大選手は、空手の選手がよくやる細かいパンチとキックですがこれでは効かない。
安川侑己選手がもう少し距離を取ってからの攻撃が出せるように慣れば倒せるのですが結局判定。
安川侑己選手の勝ち。
🥊5th. KrushLIGHTWEIGHT/3min/3R・Extension 1R
鈴木翔也(OGUNI-GYM)
vs
弘輝(WORLD TREE GYM/team ALL-WIN)
サウスポーの弘樹選手は距離をとりながら当てて行くスタイル。鈴木翔也選手は状態が残る打撃のため、序盤で倒されます。
左で2回目のダウン。
弘樹選手は、1Rできめたかった。
鈴木翔也選手はあのスピードでは厳しいですね。
2R目でもあっさりダウン。
カウンターで右が当たり、決めきれなかった弘樹選手はKO勝ち。
あのダウンで弘樹選手はまだやれると言っていましたか、厳しいですね。
🥊6th. Krush feather weight/3min/3R・Extension 1R
林勇汰(FLYSKY GYM)
vs
佑典(月心会チーム侍)
佑典選手は月心会の選手。
上手に合わせて2回のダウンを奪います。
目がいいですね。
最後は、飛び込みながらの右フックで
KOです。
変則ですが強いですね。
右を低めに構えているところも含めて
面白い選手ですね。
🥊7th. Krush super LIGHTWEIGHT・/3min/3R・Extension 1R
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
vs
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
この辺の試合順では無いですね。
Krush.も質が落ちていますか。
アマチュアの試合ですね。
松本篤人選手の勝ち。
次はPreliminary fightにするべきですね。
山崎秀晃選手が解説で、「練習出来なくて、上がってほしく無い 」きっぱり。
🥊8th. Krush woman ATOMWEIGHT/3min/3R・Extension1R
松谷綺(ALONZA ABLAZE)
vs
豊嶋里美(TEAM OJ)
松谷綺選手は素質のある選手。
対する豊嶋里美選手は、身長、手足は長いのですが、リズム感とセンスの足りない選手ですが、小柄の松谷綺選手がどういう試合を見せるかです。
飛び出しは豊嶋里美選手が押しますが、冷静に短い距離でパンチが入ります。松谷綺選手は捌けるのか。
豊嶋里美選手は、徐々にパンチの後の棒立ちの部分を松谷綺選手に当てられ始めます。
1Rは、真っ直ぐ出てくる圧に、松谷綺選手は対応出来ていない。左のボディーが効き始める。
体格の差が松谷綺選手の体力が問題になります。
豊嶋里美選手は、体格をしっかりと理解した攻め方です。松谷綺選手は、少し厳しいですね。
技術がある松谷綺選手は、軽い攻撃にしかならない。とにかく効かない。技の数だけで正直、松谷綺選手の負けです。
判定は松谷綺選手の勝ちです。
体ができていない結果ですね。
🥊double main event 1st.(9th.) Krushwoman ATOMWEIGHT title much/3min/3R・Extension 1R
菅原美優(王者/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
優(挑戦者/NEXT LEVEL渋谷)
※王者・菅原は2度目の防衛戦
さて、少し勘違い気味の女子選手ですが、ビジュアル重視というほどでは無いのですが、MIO選手との試合は強くなっていました。
優選手は、まぁ、少しコメントしづらいキャラです。
面白い図式の対戦です。
36歳のファイターがどこまでやるかです。
気持ちの選手ですが、果たして捌けるかチャンピョン。
菅原選手は、沈黙を守るKANA選手と同じシルバーウルフの選手。セカンドの城戸康裕選手がまた、厄介ではあります。
お互い細い選手。
噛み合えば面白い対戦です。
序盤カーフが優選手に決まります。
さて、菅原美優選手の前蹴りが、寺山日葵選手ばりに伸びます。
やはり、この距離だと、優選手は勝ち目が少な無い。体幹の強さが光るチャンピョン。
優選手は、ぐちゃぐちゃにした。
なんとも、差がありすぎますね。
もっとミドルが出せないと厳しい。
あのテーピングを見ると、やはりタイトルマッチで追い込みすぎたようで、思いのほか動けていない。
菅原美優選手は倒せないのは厳しい。
パンチが伸びない優選手。唯一の右ミドルしか無いのですがなかなか有効打にはならない。
まぁ、チャンピョンとしては倒せなければ。
まあ、優選手は、タイトルマッチができただけで満足してますね。
煽りと大違いでしたね。
んー
これが、Krush.だと、K-1しか見ないですね。
🥊double main event 2nd.(10th.) Krush welter weight title match/3min/3R・Extension 1R
松岡力(王者/K-1ジム五反田チームキングス)
vs
寧仁太・アリ(挑戦者/K-1ジム総本部チームペガサス)
※王者・松岡は初防衛戦
安保瑠輝也選手とのトーナメントで改めて強さを示せていた松岡力選手。寧仁太・アリ選手は、まだ、線が細い。目がいいですね松岡力選手は。
ただ、終盤の蹴りの時バランスを崩した松岡力選手は、あれが弱点ではあります。顔がギリギリまで残るために、攻撃の時に体幹がブレます。
右のローが当たるか?
寧仁太・アリ選手も攻めあぐねます。
少し、見過ぎですね。
お互い何もできていない。
ここまで何もしていないので、3Rだけでは
松岡力選手が厳しい。左のフックに何度かふらつく松岡力選手だが、左フックに合わせる。
延長。
松岡力選手は少し打ち勝ったように見えましたが
決めきれなかった。
ローブローで寧仁太・アリ選手は、少し休めた。
一瞬の爆発力は寧仁太・アリ選手が上。
また、なんとも言えない終了のゴング。
これで勝ちなのはどうですか?
寧仁太・アリ選手
さて、大会を見て、正に練習不足を垣間見る
からの無い試合でしたね。
Krush.としてのK-1を目指す力は感じませんでしたね。
やはり、Krush.では、選手は食べていけない上に試合から離れる時間が長いため、何度も閉まらない試合になってしまいます。
判定の多さ、それも距離を測れない試合。
興行も厳しいですね。
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